日本共産党区議団ニュース 2011年12月号
今、必要なのは!大型開発の街づくりより
福祉と災害に強い目黒を
日本共産党目黒区議団
東日本大震災は、災害予防の重要性をあらためて浮き彫りにしました。自治体の本来の役割である「住民の福祉の向上」を大切にする街は、災害にも強い力を発揮します。中目黒駅前開発などの大型開発より、区民のいのちを守ることを最優先にした目黒区に転換させましょう。
特養ホーム入所を待つ高齢者1000人
特養ホーム・グループホーム増設 区独自の在宅ヘルパー制度創設を
区内で介護殺人が起きました。介護の負担が生活を脅かしています。一刻も早く、凍結した第4特別養護老人ホーム建設を進めるべきです。待機者の増大の陰には、在宅介護の崩壊があります。在宅を支えるホームヘルパーの区独自の制度を創設させます。
認可保育園に入れない子ども500人
公有地・合築など区立保育園建設 認可保育園の誘致を
昨年の第1次募集で、認可保育園に入れなかった子どもたちは500人を超えました。認可保育園の増設が必要です。民間の認可保育園の誘致と共に、現在ある公有地や施設の合築で区立保育園を建設させましょう。また、安易な保育の新システム導入は止めるべきです。
国保料払えない区民18000世帯
目黒区国保の値下げを 保険証を直ちに届けよ
加入者の約4分の1が高すぎる国民健康保険料を滞納。保険料値下げのため、国・都に交渉しあらゆる手立てを尽くすべきです。滞納を理由にした保険証取り上げは、非人道的です。日本共産党の追及で1か月・3か月の短期証は廃止になりましたが、全ての加入者に保険証を渡すべきです。
区有施設の安全は大丈夫?
体育館の天井などの耐震調査と補強も直ちに
区民センターや碑文谷体育館は、耐震補強が終わっていません。また、学校体育館の天井など非構造物の耐震も不明です。一刻も早い調査・補強が必要です。
障がい者・高齢者の避難は・・・
災害弱者支援ネットワークの確立を早く区内全域で
災害弱者支援のモデル事業が田道地域ではじまりました。東日本大震災の教訓を生かして、避難とその後の生活再建へのシステムを早急に確立させます。
介護シンポ開催
「安心して使える介護」を
11月6日、上目黒小学校体育館で介護を考えるシンポジウムを開催しました。
区議団の報告を受け、家族、介護士、施設職員から次々と実態や問題点が出されました。日本共産党田村智子参議院議員が軽度利用を抑制する国の介護保険法改悪の要点や保険料の大幅値上げに触れ、運動の重要性を指摘しました。
最後に保険料値下げ署名が提起されました。
「介護保険料の値下げを求める署名」にご協力ください
小中学校で高い放射線量が次々
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| 10月20日、「目黒子どもと放射線を考える会」のみなさんと目黒区内を1キロ四方に区切り、公園20か所の放射線を測定しました。 |
11月1日からすべての区立小中学校・幼稚園・保育園、公園での測定が始まりました。その直後から各小中学校から高い放射線量が次々と検出されています。
日本共産党は、「すべての学校・子ども施設・公園などで測定」をくりかえし求め、区民からもたくさんの要望が出されていました。しかし、青木区長はこれまで「子ども施設などを抽出して測定すれば十分」との姿勢で放置してきました。私立を含め、すべての教育施設、子ども施設の測定を行い、一刻も早く除染を進めるべきです。
地表から5�僂蚤�定、各校最高値の場所 μSv/h
| 第一中 | 体育館脇雨どい下 | 0.56 |
| 東山中 | 給食室裏雨どい下 | 0.38 |
| 七中 | 更衣室雨どい下 | 1.14 |
| 菅刈小 | PTA室外雨どい排水管先 | 0.93 |
| 東山小 | 第2校庭土仮置き場 | 0.36 |
| 中目黒小 | 体育館横雨どい排水管先 | 0.30 |
| 上目黒小 | 倉庫裏雨どい排水先端の場所 | 0.25 |
| 油面小 | 体育館奥道路側入口右脇 | 0.77 |
| 月光原小 | 体育館脇雨どいの排水の先端 | 1.22 |
11/11現在判明分。
0.24μSv/h以上は立入り禁止・除染
区民のくらしを185億円削減
一方で進みはじめる大型開発
目黒区は、「赤字になる」「基金(貯金)がなくなる」と言っていますが、そもそも、区の基金が少なくなった原因は、大型開発に多額の税金を使ったためです。くらし福祉を削りながら、都立大跡地開発に202憶円、新庁舎移転に248億円、中目黒駅再開発(南側2.6ha)に186億円も投入しました。いま、3年間で185億円にもなるくらし福祉の削減と負担増を区民に押し付ける一方で、新たな大型開発が動き出しています。
目黒区は、区税収入が23区で5番目です。この財政力を区民のくらし福祉に使えば、区民の願いにそった区政が実現できます。住民福祉の増進という自治体本来の立場に立った区政をご一緒に実現させましょう。
中目黒、目黒、西小山駅周辺開発が動き出す
中目黒駅周辺(東横線北側7.2ha)では、3月に策定された整備構想に基づき、年度内めざし整備方針づくり、目黒駅周辺(半径500m)では、整備構想づくりが進んでいます。各素案に対する区民意見募集が12月26日締切で行われます。巨額な税金を投入し、地域住民を追い出す、超高層ビル中心のまちづくりはすべきではありません。
また、西小山駅周辺(原町1丁目7.4ha)でも、まちづくり協議会から、大型再開発の案もだされ、検討が進められています。
大橋ジャンクション・大橋再開発で大企業の開発費を区が肩代わり
首都高�蠅�出すべき大橋ジャンクション屋上公園の整備費13億円を区が肩代わり。おまけに、屋上へのエレベーターの設置費と維持費も区が出します。また、再開発の支援のために、経費25億円もかけて、移設の必要もない大橋図書館などを超高層ビルの9階に移します。
公有地売却次々と
区は、185億円の財源確保策として、区民の貴重な財産である公有地を次々に売却しようとしています。
JR跡地をはじめとする公有地は、1000人もの待機者を解消するための特養ホーム、待機児ゼロを早急に実現するための保育園、全都で最も少ない公営住宅の建設など切実な区民要求を実現するために利用すべきです。
◆区が売却しようとしている公有地の主なもの
JR跡地 上目黒1丁目の旧国鉄清算事業団跡地8500�屬鯏垓茲�64億円出して購入。16年間に計画策定や管理費に数千万円も無駄にしながら売却。
老人いこいの家 原町、上目黒2丁目、田道、五本木の4か所を閉鎖して売却。
大岡山の寄付地 今年3月に「地域のみなさんのために活用してください」との遺言で寄付された土地を売却。
上目黒福祉工房跡地 高齢者や障がい者のグループホームに活用してという声もきかずに売却。
大橋図書館 移転反対の声を押しのけ、移転後に売却。
箱根保養所 2012年3月廃止後に売却。
くらし削る計画を許すな
「行革計画」素案に意見を
廃止、縮小、延期など影響を受ける事業は609事業に上ります。すでに、くらし福祉を削るなという運動が広がっています。11月8日、185億円削減を前提とした「行革計画」素案が示されました。
意見募集が12/15締切で行われます。切実な区民要求を出しましょう。本文は、目黒区ホームページ、行政サービス窓口にあります。
●主な削減項目
区立デイサービスの廃止、高齢者のオムツ自己負担導入、高齢者配食サービスの補助縮小、リフト付き福祉小型バス貸出廃止、保育園と学童保育の保育料の値上げ、保育園・児童館・学童保育の譲渡・民営化、私立幼稚園補助縮小、中学校の統廃合、図書館数の削減と開館時間の短縮、前立腺がん検診の休止、小口零細企業資金融資の信用保証料補助の廃止…。
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